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2006.07.30 Sunday
ネロ
本屋で何故か目に留まった谷川俊太郎の詩集。そう言えば数年前テレビのCMで谷川俊太郎の詩が朗読されてて改めて彼の詩の良さに感動した事があったな、と思い出した。
彼の詩集を手に取りパラパラとめくっていると、ある文字が目に入り、気になってその詩を読んでみた。7行ほど読んだ所で突然、目に涙が溢れて来る。ヤバイ!と思って本を閉じ、動揺しながら本を手にして何でもなかった素振りで本を探す振りをした。 暫く経ってもう一度その本を開いて読んでみる。やっぱり駄目。最後まで読めない。結局、その本をレジに持って行きお買い上げ。その詩とは、飼っていたネロと言う犬を亡くし初めての夏を迎える、という内容。 どうしてこの本のこの詩に出会ったんだろう、って歩きながら考えてると、ある事に気が付きました。翌日(7/30)は、動物霊園で愛犬まりりんの初盆になる合同供養祭が行われるんだったっけ。呼ばれたような気がしてちょっと嬉しかった。 2006.07.03 Monday
ここで逢える
このカテゴリが更新される事はないと思っていたのだけど、そうか…まだ更新する事が出来るんだ、と気が付いた。この写真は、先月四十九日を済ませて納骨した日に撮影したもの。
やっと気持ちの整理が付きました。母を亡くし、祖母を亡くし、今度は愛犬との別れ。たった数年間の時間に永遠の別れが連続して、まりりん(愛犬)との別れの時は「もういやだ」と、私自身が何か黒いもので押し潰されてしまうのじゃないかと思った。今だから言えるけど、ポラ展の時は言葉で言い表せない程、辛くて苦しかった。こんな辛い思いをするのなら「大切なもの」なんてもう持ちたくない、とまで思った。 そんな苦しさも時間が経てば楽しかった思い出だけが私の中に残る。決して忘れる意味じゃない。思い出は大切に胸の中で抱えて。今は笑顔で彼女の事を話せます。 2006.05.06 Saturday
【4月15日(土)お別れ】
動物霊園での事をかなり具体的に書き残してます。
苦手な人は読まないで下さい。 2006.05.04 Thursday
【4月15日(土)介護7日目】
【深夜】
--------------- 呼吸は特に苦しそうな気配なし。 ただ、殆ど睡眠を取らず、ずっとジタバタしているので気になる。 なので少し目を離すと身体が布団からズレて凄い所に行ってしまう。 「今日もよく動くねー」と言いながら身体の位置を直してあげた。 途中、何度か鼻に降りて詰まった痰を取り除いてあげる。 鼻の頭にもワセリンを塗ってあげた。 口元に水を垂らすと飲んでくれたので、以下の量を与える。 ●ジャーキー1/2本 ●フード3個 ●ミルク ●水 食欲はあるみたい。水も飲んでくれる。少し安心する。 けど、相変わらず眠らないでずっとジタバタしてる。 疲れてるだろうに・・。 ●排泄 大1回 2006.05.03 Wednesday
【4月14日(金)介護6日目】
【深夜 02:03】
--------------- どうしよう・・・ 凄く息苦しそう どうしよう 病院も開いてないし 週末まで家には私しか居ないし どうしたら良いんだろう・・ どうしよう・・ 【深夜 03:28】 --------------- 昨日の夜11時過ぎから急に息苦しそうになった。 痰が絡んで鼻呼吸出来ないみたい。 口が開きにくい症状なので、口呼吸も上手く出来ず 本当に息苦しそうで見てて辛い。 3時前、一瞬大人しくなりドキッとしたのだけど 疲れ果てたのか急に眠りに入った。 私も相当眠くて、玄関に椅子を置いて仮眠しようかと思った矢先 息苦しさでまりりんが目を覚ました。 身体を少し起こして胸をさすってあげると 時々、痰を吐き出す仕草をするのだけど上手く出せない・・ 応急処置はないものかと、ネットで調べる。 湿ったガーゼやタオルを手に巻き 口の中に手を入れて痰を拭い取る、と出て来た。 ・・ちょっとそれは無理かも・・・ さっき舌を湿らせてあげようと少し水を与えようとした時 苦しさのあまり、スポイトの先を噛んで食い千切ったのです。 それを見てるので怖くて出来ない・・ でも苦しそうで可哀相・・ どうしたら良いんだろう・・早く朝になって欲しい 眠い・・けど 苦しんでるまりりんを放って眠れない・・ 2006.05.03 Wednesday
【4月13日(木)介護5日目】
【朝】
--------------- 朝起きて玄関に向かうと、びっくりする位置でジタバタしていた。 思わず「歩いてそこまで行ったの?」と疑ってしまった。 ジタバタとジリジリ動いて移動してしまったんだろうなぁ あれだけ広げた毛布の上を軽く通り過ぎてました… 昨夜(というか早朝)に軽く食べてます。 ●ジャーキー1本 ●フード5個 ●ペット用ミルク 早朝に軽く食べてるので、食欲がないかなーと思ったけど フードを口に入れてあげるとモグモグ。 おおっ、食欲あるじゃん!と以下の量をペロリと完食。 ●ジャーキー1本 ●フード12個 ●ペット用ミルク ●水 特に変わった様子も見られず。 でも相変わらず鼻がピーピー鳴って少し息がしにくそう。 ●排泄 : 小1回 2006.05.02 Tuesday
【4月12日(水)介護4日目】
【朝】
--------------- 朝早くに「キャン!」と鳴く声がして、驚いて玄関に行くと ジタバタ動いたせいで頭が玄関ドアに当たり辛そうな体勢になってた。 久し振りに声らしい声と言うか、犬らしい声を聞いて何か嬉しい。 先週から苦しそうな「ウ〜」という声や 小さな小さな鳴き声しか聞いてなかったし。 昨日の夜、毛布がぐちゃぐちゃにならないよう対策をしたので 今朝は毛布と足が絡まってなかった。 「おはよー」と声を掛けながら、よだれと目やにを拭いてあげる。 その後、身体を暖かいタオルで拭いてみた。 最初は何をされるのか分からなかったみたいで、少し暴れたのだけど 暖かいタオルと足湯が気持ち良かったのか すぐに大人しくなって再び眠りに入る。 片方の鼻が詰まってる感じ。 息をする度、沸騰したやかんのように「ピーピー」と言う(笑) でも何かちょっと息苦しそう。 ●ジャーキー2本 ●犬用チーズ1/3 ●水 食べた後は、相変わらず毛布の上で手足をジタバタさせる。 これは、起きたい気持ちと筋肉の衰えから来る手足の震えらしい。 起き上がって歩きたいんだろうな・・ ●排泄 : 1回ずつ 2006.05.01 Monday
【4月11日(火)介護3日目】
【朝】
--------------- 私が起きたら既にお目覚めで、ひと暴れ(敷いた毛布の上でジタバタ) していたので、毛布を敷き直し、よだれまみれの顔を拭いてあげる。 頭を軽く起こしてスポイトで水を与える。 ●お気に入りのジャーキー1本 ●犬用チーズ1本 ●フード10粒ほど 食べ終わった後、水を与えるとスヤスヤと眠りに入った。 ジタバタしてどうしようもない時に水を少し与えると その後は何故か眠りに入るんだよね。 飲んでる途中でいきなり眠る時もあるのでちょっとびっくりしてしまう。 様態の変化があまりに急過ぎるので、どうしても気になり かかり付けの獣医に電話を掛けてみた。 午後から診察に回る家があると言うので、帰りに寄って貰う事に。 良かった。やっと少し安心出来る。 正午前、ワサワサとペットシーツの音がするので玄関に向かう。 目が覚めていつものようにジタバタしてた。 あ…、何か臭う(笑) 「んー?何か臭うぞ?犯人は誰だ(笑)?」と まりりんに声を掛けながら毛布をめくると おおぅ!発見(笑) 良いのよ、良いのよ。寝たままやっちゃっても良いのよ、まりりん。 シーツを代えて身体を拭いて 玄関を掃除をして、まりりんの頭を撫でてから水を少し与える。 スッキリした表情でまた眠りに入った。 2006.04.27 Thursday
【4月10日(月)介護2日目】
スポイトで水を与える方法も大分コツを掴んだので上手くなった。
まりりんもこれで安心。 きっと心の中で「下手なんじゃコラ!」と思っていたに違いない。 相変わらず餌を上手く食べられないので 柔らかいフードをスプーンの背で潰してペースト状にして フードのスープと一緒に口の横からスポイトで与えてみる。 私が下手なのか、まりりんがこの食べ方に慣れないのか 餌がこぼれて私の手もまりりんの口もベタベタ… ひょっとしてこの餌、嫌いだったかも。 元気だった時もこの餌にはあまり興味示さなかったし。 だとしたらゴメンよ… こぼした量の方が多い気がしたけど、袋の1/3は食べたと思う。 よしよし。 2006.04.25 Tuesday
ハッピーエンドの迎え方
少し気持ちの整理がついたので、私が経験した「老犬介護」について記事を書きたいと思います。
4月15日午前8時30分、18年間一緒に過ごして来た愛犬まりりん(柴・女の子)が私の腕の中でそっと息を引き取りました。18歳と1ヶ月でした。まりりんの様子に変化が見られたのは4月9日の夜です。この日から完全な「寝たきり」となってしまいました。この時は「これからが長いな」と思ったのですが、でも、それはたった7日間しか続きませんでした。あっと言う間の7日間でした。 短いようで長かった7日間。分からない事ばかりで、不安と悲しさに押し潰された日々。歩いても歩いても壁にぶつかる。真っ暗なトンネルを歩く感じです。何をどうすれば良いのか分からない。苦しんでいるのを助けたい。でも分からない。小さな明かりが何処かにあるのではないかと、探し続けた。 以下の日記は、別の場所で私が書き残した「介護日記」です。変化を見落としてはいけない、と毎日の食べた物と様子をメモしていました。どんな小さな事でも良いから何かヒントが欲しいとネットを彷徨い続け、いろんな人の老犬介護日記を読みました。 老犬介護は本当に辛い事です。世話をするのがイヤという意味ではなく、愛犬の老いた姿と直面するのが精神的に辛い。辛過ぎる。実際、体力的にも辛い部分は沢山あります。でも、ワンちゃんが頼りに出来るのは飼い主のあなたしか居ません。どうかその事を覚えていて下さい。今、若いワンちゃん達も10〜15年後には必ず老いというものが訪れます。私が経験して書き残した介護日記も、誰かの助けになると嬉しい、と思いBlogの記事にしてみました。
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